冷却配管xEV Powertrain

製品紹介

エンジンや電池パック、充電口などの冷却水経路に設定される配管です。
従来アルミなどで構成されていた配管を樹脂化することにより、車両軽量化に貢献しています。
樹脂ならではの複雑形状/周辺部品の機能統合事例も多数あります。

特徴

  • 配管内での圧力損失の低減が可能
  • 樹脂クリップなどの機能統合が可能
  • 溶着等により、複雑な形状も実現
  • 環境に合わせて様々な樹脂材のラインナップから最適な材質の提案が可能

圧力損失低減

特殊な型構造を用いて流路内径のエルボー内側にRを付与し、圧損を低減させることで、ポンプの出力低減/小型化が可能。
圧損低減効果は解析での確認と通水試験機での実測が可能。
流路径や流量により、半減以上の効果有り。
※ R付与可能内径:φ5以上

機能統合

配管の樹脂化により、ホースクランプなどの機能統合も可能。
周辺部品の保持やクリップ形状の付与により車体への締結を容易にし、車両組立工数の低減にも貢献。

複雑形状の実現

複雑な配管レイアウトも金型構造/溶着を用いて実現させるアイデアをご提案。高温/振動環境にも耐える剛性を持った形状など、解析/実験を用いて開発。作業性良好かつ安価な構造のドレンコックの採用など様々な実績有り。

材料レパートリー

搭載環境に最適な材質を樹脂材/ゴムシール部材ともに提案。
過酷な環境に対応したPPS/PPAや、xEV向けに低温環境に対応したPOM/PPの採用も増加。